[voicer icon=”https://wimax-reviews.jp/wp-content/uploads/2018/05/お客さん.png” name=”小池さん”]WiMAXって会社の名前じゃないんですか?なんなんですか?[/voicer]
[voicel icon=”https://wimax-reviews.jp/wp-content/uploads/2018/05/店長.png” name=”店長の加藤”]WiMAXは回線の種類で、携帯のLTEとは違うんです。[/voicel]
ポケットWi-Fiを検討しているとWiMAXかLTEのどちらにしようかと悩む人は多いと思います。そもそもWiMAXとLTEってなにが違うの?速さとか変わってくるの?そんなWiMAXとLTEの素朴な疑問にお答えします。
この記事の目次
WiMAXとLTEの違いは?WiMAXは直線に強いスポーツカーでLTEは小回りが利く軽自動車

まずWiMAXとLTEの違いはなんだという結論からお伝えします。
簡単にWiMAXとLTEの違いをイメージで伝えると、WiMAXは高速通信が可能で直進に強いスポーツカーでLTEはスピードよりもどこまでも電波が届く小回りが利く軽自動車といった感じです。
[topic color=”blue” title=”WiMAXの特徴”]
- LTEより通信速度が速い
- 壁などの障害物あたると跳ね返る
WiMAXはLTEよりも速い回線のスポーツカーなのでインターネットや動画視聴を快適に使うことができる反面、ビル群や地下、家の構造よっては障害物(壁)などを避けることができず、電波が弱くなったり圏外になることがあります。[/topic]
[topic color=”yellow” title=”LTEの特徴”]
- 速度は落ちるがエリアが広い
- ビルや壁の障害物を避けて回り込む
LTEはWiMAXと比べると回線速度は遅くなるんですが、エリアがめちゃくちゃ広いのが特徴です。LTEは壁やビルなどの障害物に当たった時にスルりと回り込んでさらに進んでいきます。そのため圏外になりにくく全国どこでも使えるんです。[/topic]
バイクや車が好きな人や昔ミニ四駆で遊んだ人ならわかると思いますが、コーナーで速いマシンがLTEでストレートが速いマシンがWiMAXといった感じです。
WiMAXとLTEは全く別のものということです!ここからはさらに詳しく解説していきます。
WiMAXとLTEの違いは「電波の特性」

WiMAXとLTEで電波の性質が違うということを話しましたが、もう少し詳しく解説していきます。
LTEは小回りの利く軽自動車のようなもので障害物があっても回り込んでいくので遠くまで電波が届く、圏外になりにくいんですが、その周波数帯は700~900MHzといわれる帯域です。
WiMAXは携帯の周波数帯700~900MHz帯ではなく、高速で直進性が強いスポーツカーで2.4GHzや5GHzの周波数帯を使っています。
LTEは遠くまで届く、WiMAXは近距離で高速通信
そのためたくさんの人が使う携帯電話やスマートフォンに適しているのは圏外になりにくく電波が遠くまで届くLTE(700~900MHz帯)ということになります。
LTEは基地局から届く電波の範囲も広いため、山岳部などでもひとつの基地局がカバーできる範囲が広く通信事業者の負担も少なくで済みます。WiMAXは届く距離が短いので多くの基地局を設置する必要がありエリア拡大に時間が掛かるんです。
WiMAXとLTEの違いは取り扱っている会社
WiMAXとLTEの大きな違いの「電波の性質」のことをお伝えしましたが、販売されているポケットWi-Fiやスマートフォンでどちらを使っているのかは会社ごとに違うんです。
ここではどの会社がWiMAXを使っていてLTEはどの会社なのか代表的な会社を挙げます。
WiMAXを扱っている会社
- UQ
- BroadWiMAX
- GMOとくとくBB
- BIGLOBE
WiMAX本家のUQはCMで深田恭子、多部未華子、永野芽郁やガチャピンとムックが登場することで有名で知っている人は多いんじゃないでしょうか。お客さんもあのCMの会社というくらい浸透しています。
そのUQはWiMAXの回線をプロバイダに卸しているので、BIGLOBEやGMOとくとくBB、BroadWiMAXといった会社がWiMAXを販売しているんです。
UQが回線を卸していることからUQWiMAX以外のプロバイダは「回線速度がクソだ!」という口コミをみることがあるんですが、実際に使っていても遜色ないですし回線速度の測定結果も変わらないスピードとなっているので気にしなくても大丈夫。
LTEを扱っている会社
- ドコモ・au・Softbank
- Yahoo!
- Ymobile
- 楽天モバイル
LTEはスマホや携帯を持っている人なら聞きなれた言葉かもしれません。大手携帯会社のドコモ・au・Softbankが使っていてどこでも繋がる今最も使われている電波といってもいいでしょう。
全国どこでも繋がるように設備投資しているだけあってLTEを使う携帯料金はWiMAXと比べて割高となっています。
今後は4GLTEではなく5Gとさらに進化してくので料金が安くなることは難しいと予想していますが、もっと便利になる世の中になることで価格に見合ったサービスになっていくんじゃないでしょうか。
格安SIMといわれる楽天モバイルやマイネオはLTE回線をUQ同様ドコモやauから購入して使っています。LTEに関しては通信速度が遅かったりします。
エリアはやっぱりLTEの方が広い?LTEとWiMAXとの違い
LTEとWiMAXはそもそも電波の特性が違ってWiMAXは直線に速いスポーツカーでLTEは小回りの利く軽自動車という話をしましたが、実際エリアはどうなの?WiMAXはエリアが狭いって聞くけどどうなの?
そんな疑問に答えていきます。
結論は、田舎だったり山間部とか生活しないような場所ではWiMAXは圏外になる可能性が高くて、LTEなら山間部や田舎にいっても繋がる可能性大です。

この図は左がWiMAXで右がドコモです。
生活圏はどちらもエリアに入っているので比較しようがないんですが、161号線をみてもらうとわかると思いますが、ドコモはエリア内ですがWiMAXはエリア外です。
おそらく山道だと思うんですが、こういった細かいところを探してやっとWiMAXのエリア外を見つけることができました。
ドコモやau・Softbankといった大手の携帯会社が設備投資しているだけあってLTEは全国の生活圏から細かい田舎までカバーしています。実際旅行が好きでいろんなところに行きますが、携帯がずっと圏外で困った!という経験はしたことがありません。
WiMAXはここで圏外!?や電波弱いなーということもあるので、エリアを考えるとやはりLTEの方が優れていることになります。しかしWiMAXも数年前まで東京以外はエリア外でしたが今は全国に広がっています。
WiMAXは今後もエリア拡大していくので期待ですね。
WiMAXとLTEどっちが速い?通信速度を比較
LTEとWiMAXの大きな違いは「月間データ量の上限」
LTEとWiMAXは通信速度も違うしエリアも違うんですが、1番大きな違いは「月に使えるデータ量の違い」です。
以下の料金プランはSoftbankで契約した場合に使えるデータ定額ですが、最大容量のウルトラギガモンスターは50GBで月7,000円となっています。これは1か月に50GBのデータ量をyoutubeやSNS、検索などで使えるということです。
画像引用:Softbankより
月間で使えるデータ量がウルトラギガモンスターだと50GBで使い切ると速度制限になってしまうんですが、WiMAXの場合はその月間データ量の上限がありません。
WiMAXは携帯会社のように5GB・20GB・30GB・50GBといったようにデータ量を選んで契約できない代わりに、ギガ放題プランという月間データ量の上限なしのプランが用意されています。
私はサイト運営や携帯ショップにいることで容量が大きい資料のやり取り、ゲームやSNSと毎日というかずっと携帯やパソコンをWiMAXで使っています。そのため毎月WiMAXの端末のデータ消費量は100GBを越えて計測不可となっています。
最近はテレビを持っていない若い人も多く、テレビのかわりにネット番組のamebaTVやyoutubeを見る人が増えています。そこで重要なのがデータ量です。
毎日youtubeや映画鑑賞、インスタ、Twitter、検索をしているデータ量がいくらあっても足りず速度制限になってしまいます。
LTEはエリアが広いのは魅力ですが、たくさん使う人はデータ量の上限がないWiMAXがおすすめです。
WiMAXはコスパ最強!LTEと料金比較
LTEは全国どこでも繋がるというメリットがありますが料金が高めです。たくさん動画をみたい人やSNSやゲームをよくやる人からすると安くたくさん使いたいと思うのは当然ですね。
WiMAXはデータ量の上限がないだけでなく料金が安いためコスパがめちゃくちゃいいんです。LTEの代表として大手携帯会社のドコモ・au・Softbankの料金プランと比較してみましょう。
BroadWiMAX | Softbank | ドコモ | au | |
---|---|---|---|---|
データ量 | 上限なし | 50GB | 30GB | 30GB |
月額料金 | 3,411円 | 7,000円 | 8,000円 | 7,500円 |
1GBあたり | なし | 140円 | 266円 | 250円 |
1年間総額 | 40,932円 | 84,000円 | 96,000円 | 90,000円 |
※携帯会社各社での割引やBroadWiMAXの割引は無視して通常の料金で比べているので、人によっては安くなります。わかりやすくプロパーの料金で比較しています。
私が使っているBroadWiMAXは毎月3411円で使えて上限がなく月額コストの安さが人気です。1年間使うと約4万円の通信料となりました。
携帯会社3社の料金はドコモが9.6万円、auが9万円、Softbankが8.4万円となり、BroadWiMAXの約2倍の通信料がかかることがわかります。
ここで注目すべきは1年間の総額もですが、1GBあたりの料金です。実際私は毎月100GB以上使っているのでBroadWiMAXの1GBを100GBで計算すると34円となります。
料金も安くめちゃくちゃたくさん使えるので、月末の速度制限に悩まさせることはないですし、あとどのくらい使えるかな?と抑える必要もありません。
思いっきりインターネットを使いまくりたい人はWiMAXがおすすめです。WiMAXの中にもいろんな会社があって私は月額料金が安いBroadWiMAXを使っています。
BroadWiMAXとGMOとくとくBBとUQを料金やキャンペーン、オプションなどで徹底的に比較してみました。
[kanren url=”https://wimax-reviews.jp/broadwima-gmo-uq/”]
WiMAXはたくさん使いたい人におすすめ
